赤ちゃんの体内時計をリセットしよう

赤ちゃん 体内時計

赤ちゃんの睡眠が、夜型になっていませんか。
赤ちゃんの睡眠習慣は、将来の健康や成長に大きな影響を及ぼします。

夜泣きが続いていたり、日中眠そうにしているのなら、体内時計が狂っている可能性があります。
赤ちゃんの体内時計が正常に機能するように戻して、夜しっかり眠る子どもにする方法をお伝えします。

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体内時計とは

人間の体内には、時計のような役割をするホルモンがあります。
これを「体内時計」と呼び、この体内時計のおかけで人は日中は活動的になり、夜は眠くなって疲れた体を休めることができます。

ただし、体内時計は厳密に24時間制ではなく、25時間に近い周期です。
これを放っておくと地球のリズムとズレが生じてしまうため、毎日朝日を浴びて体内時計をリセットさせて微調整しています。
このことから、朝になれば窓から光を取り入れたり、日中に外に出て適度に体を動かしたりして太陽を浴びる必要があります。

赤ちゃんと体内時計の関係

生まれたばかりの赤ちゃんは、この世界に昼と夜があることを知りません。
ひたすら泣いておっぱいやミルクを飲んで、寝るだけです。
実は、このおっぱい(母乳)を飲むことが重要です。
母乳には体内時計に関わるホルモンが含まれており、睡眠リズムができるのを手伝ってくれるのです。

一般的に、生後3ヶ月くらいになると、夜にまとめて眠るようになる子が多いです。
これは赤ちゃんの体内時計が機能し始めたからと言えます。

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赤ちゃんの体内時計が狂うとどうなる?

赤ちゃんといえども、体内時計が狂ってしまうと不眠症(睡眠障害)になります。
夜、横になってもうまく眠れず、寝たとしても眠りの浅い状態が続いてしまいます。

さらに悪化すると、睡眠のリズムが完全になくなり、昼夜を問わず不規則に眠くなったり、細切れの睡眠を繰り返すようになります。

つまり、体内時計が狂うと、夜間の不眠、日中の眠気や昼寝の増加などが症状として現れてきます。
夜はぐっずりと眠れないので、もちろん夜泣きもするようになります。

赤ちゃんの体内時計をリセットする方法

赤ちゃんの体内時計をリセットするには、生活習慣を見直すことが一番の近道です。
一日のリズムは朝の早起きが重要です。夜は寝室を真っ暗にして、早めに寝かせます。

リセットするのに有効なのは、毎日規則正しく朝日を浴びることです。
ポイントは夜泣きがひどかった日に、日中に頑張ってお昼寝をさせ過ぎないことです。
できれば外出しましょう。
夜泣きがあって昼夜が逆転しそうだからこそ、日光をしっかり浴びさせてリセットさせる必要があるのです。

注意点

昼間はなるべく外に出て活動的に過ごし、お昼寝も毎日同じくらいの時間にさせてあげましょう。

赤ちゃんの入浴に関しても注意が必要です。お風呂はなるべく夕方までに済ませます。これも毎日同じ時間が理想です。

体内時計をリセットするには、夜は寝る時間であることを理解してもらう必要があります。夜になっても煌々と明かりのついた部屋で過ごすことは避け、日暮れの時刻に合わせて室内も徐々に薄暗くしていきましょう。夕方以降はテレビなども控えます。
なるべく暗めの照明で過ごすことで、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促す効果があります。

何より、メリハリをつけた生活が大切になってきます。

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