1歳~2歳児の夜泣きの対策

1歳児 2歳児の夜泣き対策

夜泣きは、赤ちゃんのうちは、生活リズムや寝かしつけ、授乳に関連することだったりと、生理的なものの原因が多いと言われています。
ところが、1歳を過ぎる頃からは、生活リズムだけでなく精神的なものの比重が増えていきます。
そのため、ママと子どもの関わり方や絆の深まりなど、一見 睡眠とは関係ないようなことが意外と大切になってきます。
ママの本当にちょっとした行動や心がけで、子どもの様子がみるみる変わってくることがあります。

ここでは1~2歳児の夜泣きを解消し、ママの心配と不眠生活を改善するための対策をご紹介します。

夜泣きが続く毎日を少しでも短く、楽にできるように、ぜひ参考にして取り入れてみてください。

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1歳~2歳の夜泣きに効果的な対策

生活リズムを整える

人間の体は朝に太陽の光をしっかり浴びると、夜には眠くなるようにできています。
早起きすると夜早く眠くなり、早寝すると朝早く起きられます。
早く寝かせるのが難しい場合でも、まずは朝早く起こすことから始めてみましょう。

生活リズムをつけることは、体内時計を正常に機能させ、夜に自然と眠くなり、朝自然と目覚めることのできる体を作る上で非常に大切です。
日中の興奮し過ぎや疲れ過ぎが夜泣きの原因になることもありますが、ほどよい疲れと質の良い眠りは夜泣きを減らすことに繋がります。
天気の良い日はなるべく外に出て、公園へ行ったりお散歩したりと、体を動かして遊ばせるようにしましょう。
天気の悪い日は、照明をつけて部屋を明るくし、お絵描きをしたり、積み木をしたり、指先を使った遊びをすると、脳が疲れるので良い刺激になります。

また、湯船に浸かって体が温まると、一日の疲れがとれます。
夕食は早めに済ませ、入浴も遅くとも夜7時までには済ませるようにしましょう。
人間は、一度温まった体が冷めて、体温が下がるときに眠りにつきやすくなる仕組みができています。

入眠儀式をおこなう

入眠儀式とは、寝る前におこなう毎日の習慣のことです。
毎日眠る前に同じ流れを繰り返して行うことで、「これが終わったら寝るんだな」と子どもが分かるようになり、眠りに入りやすくなります。

おすすめの流れは、夕食→お風呂→リラックスタイム(15~30分程度)です。

リックスタイムは、親子で楽しみながらできることが良いでしょう。
部屋も薄暗くなるように照明を落とし、ママも仕事や家事のことは忘れゆったりした気持ちで行ってください。

特に断乳したいお子さんは、授乳に替わるものがあると、うまく断乳できる場合があります。
「シーツの角やタオルのタグを、触っているうちに寝た」、「ママの髪を触りながら寝る」、「耳たぶを触ってもらうと気持ちよさそうにして寝る」など、その子によって入眠儀式は違っているようです。
ご自分の子お子さんに合った入眠儀式を探してみましょう。

リラックスタイムでは、例えばこんなことをするのがおすすめ

  • お腹や背中をトントンする
  • 絵本を読む
  • 歌を歌う
  • お話(昔話やオリジナルのストーリーなど)を聞かせてあげる
  • 手をつなぐ
  • 体をマッサージしてあげる
  • お気に入りのぬいぐるみなどの安眠グッズをもたせる

断乳(卒乳)する

1歳を過ぎても夜中に何度も泣いておっぱいを欲しがる子は、お腹がすいているのではなくて、口寂しくて泣いているだけの場合がほとんどです。
離乳食が順調に進んでいるのであれば、栄養面を考えても夜間の授乳は必要ないはずなので、思い切って夜間断乳、もしくは本格的な断乳をすると良いかもしれません。

それまで泣けばおっぱいがもらえていたのに、急に断乳するともちろん子どもは戸惑います。
そのため、断乳してしばらくは夜泣きがひどくなり、ママもお子さんもつらいですが、覚悟を決めて、まずは3日を目標に頑張ってみましょう。

おっぱい以外に安心できる方法を身につけさせてあげると良いでしょう。
手を握ったり、体をトントンしたり、ママが横になりながらでもできるような簡単なことだと続けやすいのでおすすめです。
お子さんもだんだんおっぱいがなくても眠れるようになります。

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パパや周りの人の助けをかりる

夜泣きが続く毎日は、ママにとって本当に辛いものです。
たまにはパパにも対応をお願いしましょう。
パパが休みの日に、朝ゆっくり寝かせてもらうなど、ママ1人で抱え込まないことが大切です。
ママのストレスや情緒不安定さを子どもが感じとって、夜泣きに繋がることもあります。

日中でも、近くに悩みを相談できる人はいるでしょうか?
辛い時期を乗り超えるために、ママの心をリフレッシュさせる方法を見つけることがとても大切です。

ひどい夜泣きは病院へ行く

それまで夜泣きしなかったのにある日突然ひどく泣き出した、泣き声がなんとなくおかしい、いつもの夜泣きとは違う甲高い声で火がついたように泣き出した、声をかけても辛そう、などといった場合は病気や怪我などの可能性がありますので、早急な対応が必要です。
体温を測ったり、全身をチェックしましょう。

耳やお腹を気にして触る、痛がる様子がある、鼻水や発熱などの風邪の症状がある場合は、中耳炎や腸重積などの乳幼児がかかりやすい病気で痛くて泣いている可能性もあります。

睡眠障害の心配もありますので、素人判断はせずに、状態に応じて早めに専門医に相談しましょう。

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