赤ちゃんにおくるみを使う方法

Smiling baby after shower

赤ちゃんの寝かしつけに、おくるみを使っていますか?

赤ちゃんを優しく包むおくるみは、赤ちゃんが生まれたら用意しておきたいベビーアイテムの一つです。

しかし、おくるみは持ってはいるけど、使い方がよくわからない、どのくらいの月齢まで使えるのかわからないなど、ママにとっては少し悩ましいアイテムでもあります。

今回は、そんなおくるみの疑問にお答えし、実際の効果や使える期間などををご紹介します。

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赤ちゃんのおくるみの使用方法や効果

赤ちゃんにはそれぞれ個性があるのはもちろんですが、おくるみに包まれたときに赤ちゃんが感じる居心地の良さや安心感は、全世界共通のものと言えるでしょう。

おくるみの使い方は、シンプルに巻くだけで、個人差はあるものの、基本的に使いやすいものです。

まず、基本の巻き方ですが、おくるみの上に赤ちゃんを乗せ、足の方から赤ちゃんへかけてあげます。

その後、左右の布で巻きつけます。この時、赤ちゃんが動いても簡単にはほどけない程度の強さで巻きます。

巻くときは、優しく声を掛けながら赤ちゃんが嫌がらないかを気にしてあげましょう。

最初のうちは、少し時間がかかることもあるかもしれませんが、慣れてテクニックを習得してくると簡単です。

また、おくるみの巻き方には「正しい巻き方」はありません

それよりも、赤ちゃんとママやパパにとって安定した習慣を積み上げることを大切にします。

おくるみを使うと、低月齢の赤ちゃんはよく寝てくれることが多いようです。

くるんで、少しゆらすだけで寝てくれる場合もあります。

さらに、外出したときにも便利なアイテムとなります。

病院の待合室や、おむつ一枚でいなくてはならないときにも使えるでしょう。

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おくるみのメリットとデメリット

おくるみのメリットは、包まれることで赤ちゃんが安心するため、泣いていても泣き止むことが多く、そのままぐっすりと眠ってくれることもあることです。

デメリットは、赤ちゃんが固定されることを嫌がる場合に起こります。

原因は様々ですが、暑く感じるのかもしれませんし、単純に固定されることを嫌う赤ちゃんもいます。(個人差があるのです)

おくるみの購入を検討するのであれば、まずは試しに家にある大きめのタオルなどで赤ちゃんをくるんでみましょう。嫌がらないかどうかの確認です。

もちろん大きめのタオルでもおくるみの代用はききますが、専用のものには優れた特徴があります。

おくるみ用の布は普通のタオルと違い、生地に厚みがあり、綿素材であることが多いのです。

また、季節によって厚みが違ったり、足や手の入れるところや持つところがあったり、マジックテープ付きのものもあったり、種類も様々です。

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いつからいつまで使えるのか

おくるみは生後1日目から使えます

そのため、産院で使い始めるママも多いようです。

前もって準備しなくても、産院で貸してくれたり、プレゼントされるケースも多々ありますので、慌てて買うことはありません。

くるむという機能だけで考えると、ほとんどの場合は1歳になる前には使えなくなりますが、その後もお昼寝用のタオルとして使ったり、ベビーカーに積んでおくなどの転用が可能です。

おくるみの一つの機能として、低月齢の赤ちゃんのモロー反射を押さえることが挙げられます。

モロー反射は赤ちゃんが睡眠中にビクッと体を動かしてしまい、その動きに驚いて起きてしまうものです。

ただし、おくるみにくるまれていると、体が固定されているので反射の動きを最小限にとどめることができるのです。

このモロー反射は、生後4ヵ月頃を過ぎると自然となくなってくるため、反射がなくなると、くるまれることを嫌がる赤ちゃんも多いようです。

赤ちゃんがおくるみでくるまれることを嫌がるようになる時が、やめる時期と考えても良いでしょう。

それまでおくるみですやすや寝ていたのに、おくるみを嫌がるようになった赤ちゃんに対しては、新たにお気に入りの寝かしつけ方法を模索していくところから始めましょう。

(参考記事:新生児の赤ちゃんを寝かしつける方法赤ちゃんを寝かしつける方法