赤ちゃんが寝ている時に、突然うなりだしたことはありませんか?
苦しいのかな?もしかして病気?と心配になってしまいますよね。
今回は、赤ちゃんが寝ている時にうなる原因を月齢別に紹介します!
原因さえわかっていれば、落ち着いて対処することができますよね。
新生児の赤ちゃんがうなる原因は?
新生児期の赤ちゃんがうなる原因はいくつかあります。
授乳後のげっぷが不十分なため、お腹にガスが溜まってしまい苦しくてうなっていることがあります。
この場合は、縦抱きやうつ伏せ抱きで背中をトントンしたりしてげっぷを出させてあげましょう。(げっぷがうまく出る方法は赤ちゃんによって違うので、いろいろ試してあげてください)
また、うんちを出すために踏ん張っていたり、満腹中枢が未発達でミルクや母乳を飲み過ぎている場合もうなる原因として考えられます。
その他にも、暑かったり寒かったりしたときにもうなる場合があります。
どんな理由でうなっているのかを判断するためにも、日ごろから赤ちゃんの様子をしっかりと観察し、うなったときには適切に対応してあげられるようにしておくこと良いですね。
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4ヶ月・5ヶ月・6ヶ月の赤ちゃんがうなる原因は?
寝返りができる赤ちゃんが増えてくる月齢です。
うなっている原因としては、寝ているときに寝がえりをしてうつぶせになってしまい、お腹が圧迫されて苦しくなっている可能性があります。
赤ちゃんがうつぶせで寝ていると乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こすこともあると言われているので、できれば仰向けに直してあげましょう。
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また、新生児時期と同じく「暑い・寒い」と感じているときにもうなることがあります。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、汗取りパッドを利用したり、汗を吸収しやすい素材の服を着させたりし、あまり厚着はさせないようにしましょう。
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7ヶ月・8ヶ月の赤ちゃんがうなる原因は?
7ヶ月くらいからは、夜泣きに悩まされるママ・パパも多いかと思います。
赤ちゃんは大人に比べてレム睡眠(浅い睡眠)の割合が約半分と多く、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)のサイクルも短いため大人よりたくさん夢をみている場合が多いのです。
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そのため、夢を見て興奮した状態だったり、怖い夢をみてうなされている事が原因でうなっている可能性があります。(寝言泣きとも言えます)
2~3分で落ち着く場合もありますが、なかなか落ち着かない時は抱っこしてあげたり、話しかけたり、授乳したりして落ち着かせてあげてください。
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赤ちゃんのうなりへの対処法
新生児期の赤ちゃんがうなっている場合の対処法としては、ミルクの適量を把握してあげすぎないようにする、げっぷをしっかりさせてあげる、うんちが出やすいようにマッサージをしてあげる、室温や服装を調整して過ごしやすい環境にすることです。
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4ヶ月以降の赤ちゃんの場合には、長時間うつ伏せにしないことや、寝言泣きの際の様子見が大切です。
何かを不快に感じてうなっているのか、寝言でうなっているのかの判断は難しいかもしれませんが、状況を見てつらそうな様子であればいろいろと対処法を試みてあげてください。
まとめ
寝ている時に赤ちゃんがうなっていたら心配になってしまうパパ・ママも多いと思いますが、まずは日ごろから赤ちゃんの様子を観察することが大事です。
汗はかいていないか?お腹がパンパンに張っていないか?など、普段と違う赤ちゃんの様子や変化には気づけるようにしておくと良いですね。
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