下の子の夜泣きで、やっと寝た上の子が起きてしまう。
ママ一人で子どもたちを寝かしつけるのって大変。
もう別々に寝かせた方が良いの?
きょうだいを上手に寝かしつける方法ってあるの?
今回は、きょうだいがいるご家庭での寝かしつけに関する疑問にお答えします。
きょうだいがいる場合、同時に、それとも別々に寝かしつける?
きょうだいがいるご家庭の場合、なるべく同時に寝かしつけると良いでしょう。
上の子が小学校低学年くらいまでであれば、そろって21時頃までに寝かせられるのが理想的です。
そうすると、大人も自分の時間を確保することができますよね。
寝かしつけは、双子や年子ほど、なるべく手のかからない方法をとることを意識することで、ママの体力温存をしましょう。
上の子が言葉の分かる年齢であれば、寝かしつける際、目をみて丁寧に説明してあげます。
「お兄ちゃん・お姉ちゃんなのだから」と言うのではなく、下の子はまだ寝るのが上手じゃないから一緒に手伝ってあげようねという感じでお願いをすると効果的です。
基本的なことですが、寝る部屋は空調を整え、電気を真っ暗にして、子どもたちと親だけの静かな空間にします。
きょうだいの年齢が離れている場合の、寝かしつけ方法やコツ
基本的な生活リズムを整えることに加え、まだ幼い下の子が確実に眠れる環境を作ります。
つまり光や音がなく、空調も整っている状態にするのです。
さらに、生活リズムが整っていると、夜は自然と眠くなるリズムができるので、子どもたちが遊んでしまったり、騒いで眠れなくなるという状況を未然に防ぎます。
きょうだいの年が離れている場合は、上の子はそれほど手をかけずに一人で眠れることも多いので、ママは上の子の体をさすってあげたりお話をしてあげながら、下の子の授乳や寝かしつけに専念すると良いでしょう。
夜中に片方の子が泣いてしまって、もう片方の子が起きてしまう、対処方法は?
泣き声に反応して、せっかく寝ていた子の方も起きてしまうことがあります。
きょうだいであっても睡眠には個人差があるため、どうしても起きてしまう時があるでしょう。
また、片方がどれくらい泣くと、もう片方の子が起きてしまうかは子どもによってそれぞれ違います。
少し泣いただけだったり、ぐずぐず言っただけで、すぐに子どもを抱き上げたりおっぱいをあげたりしないようにしましょう。
寝言でぐずぐず言っているだけの場合もありますが、過干渉が原因で、本格的な覚醒を促してしまう可能性もあります。
きょうだいがいても、泣き声が小さいうちはすぐに対応はせずに、まずはしばらく様子を見て、見守ることを優先しましょう。
あまりに片方の夜泣きがひどい場合などは、きょうだいを別々に寝かせた方が良いと思われるかもしれません。
家庭によってまちまちですが、ミルクの場合はパパに夜間授乳を手伝ってもらったり、夜間はきょうだいそれぞれがパパとママと別室で寝たり、同じ部屋だとしても夜間起きた時のお世話をパパとママとが子ども別に担当制にしたり、いろいろと工夫をすることができます。
家族みんなが無理せず楽しく眠る最善の方法は何かを、各ご家庭で話し合って探していきましょう。
下の子の寝かしつけを変えたいとき
下の子の寝かしつけが毎回抱っこや添い乳だった場合、きょうだい揃って添い寝で寝かしつけられるようになると、楽だと思いますよね。
ただし、寝かしつけの変更をする時、初めのうちは大泣きしてしまう子がほとんどです。
下の子に泣かれてしまうと、上の子も寝付けないのでは?と心配になってしまうとは思いますが、上の子には「下の子が今は眠る練習をしているのだ」ときちんと説明してあげましょう。
少しの間だけ練習に付き合ってあげてねという感覚が伝わると良いかもしれません。
下の子が新しい寝かしつけに慣れるまでは、いつもより就寝時間を30分ほど早めて、上の子も睡眠時間はしっかりと確保できるようにすると良いでしょう。
寝かしつけの変更の仕方や、その際子どもが泣く時間を短くするために、以下の記事なども参考にしてください。
(参考記事:赤ちゃんを寝かしつける方法、赤ちゃんの寝かしつけを変えるタイミングと方法)