「ベビーマッサージ」って良く耳にするし興味はあるけど、いったいどんなものなの?
そんなふうにお思いのママやパパも多いことでしょう。
近年注目されているのが、ベビーマッサージ、ベビーサイン、ベビーヨガなど、親子で楽しみながらも、嬉しい効果も期待できるというママ・パパと赤ちゃんとのふれあいコミュニケーションです。
その中でも特に人気なベビーマッサージは、セラピストやマッサージ師の方にやってもらうものではなく、ママやパパの手で直接の赤ちゃんの肌に触れて行うものになります。
実際、ベビーマッサージをすることで赤ちゃんに安心感が生まれ、心も体も温めることができたり、脳や全身の発達の手助けにもなります。
また、赤ちゃんの夜泣きや安眠にも効果を発揮すると言われています。
今回は気になるベビーマッサージの具体的な効果やそのメリット、ベビーマッサージと似たベビートレナージュについてもご紹介していきます!
ベビーマッサージとは
ベビーマッサージとは、赤ちゃんにぬくもりを伝える親子のスキンシップの一つです。
ベビーマッサージには、“絶対この通りにしないといけない”という決まりはないので、今日は手足だけ、今日はおなかだけ、ということでも問題ありません。
マッサージをする身体の箇所に赤ちゃん用のマッサージオイルを塗り、肌を傷めないように優しくマッサージします。
赤ちゃんは愛しい人に触られることが大好きです。
ママやパパに優しく触れてもらうことで安らぎ、心身のバランスが取りやすくなります。
また、赤ちゃんに触れると、大人にもとても良い影響があります。
ママやパパはより赤ちゃんに愛しさを感じることができますし、ゆったりとした気持ちになり、ストレスが軽減されて心を安定させたり、体調を整えたりする効果もあります。
また、マッサージすることが習慣になっていると、赤ちゃんを近くで触る機会が増えるので、子どもの反応や、小さな変化もすべてダイレクトに伝わってきます。
つまり、病気などの変化に気づきやすくなるというメリットがあるのです。
もちろん、親子の絆を深める効果もあります!
ベビーマッサージの具体的な効果
では、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
まず、マッサージは赤ちゃんにとって五感の刺激になり、脳と筋肉の発達を促します。
優しい力で触れるだけですが、赤ちゃんの血の巡りは良くなり、内臓機能、呼吸機能、運動機能が総じて高まります。
その結果、免疫力が高まると言われています。
赤ちゃんの時期に心配な風邪に対しての予防効果はもちろん、便秘や下痢の解消にも繋がります。
また、赤ちゃんはマッサージされることで全身に適切な圧がかかり、筋肉を使うことでいい運動をした後のように、ゆっくりと眠ってくれます。
呼吸機能の高まりから呼吸を深くできるようになり、精神が安定し、質の良い睡眠だけでなく、成長に必要なホルモンの恩恵をじゅうぶんに受けることができます。
入眠前のベビーマッサージに関して
毎晩寝る前の習慣(入眠儀式)として、ベビーマッサージを取り入れてみるのも良いでしょう。
特に寝付きがあまり良くない子や、睡眠が浅く夜中に頻繁に起きてしまう子ほど効果が期待できます。
おすすめの時間帯はお風呂上がりです。授乳をする前におこなってください。
寝室は赤ちゃんにとって快適な温度にし、少し薄暗くして落ち着いた環境を準備します。
また、マッサージオイルは、基本的にマッサージしている間に肌になじんでしまうので、特に拭き取る必要はありません。
服への付着が気になる場合は、軽く蒸しタオルなどで拭いても良いでしょう。
マッサージをすると初めの頃はビックリして泣いてしまう子もいるかもしれませんが、赤ちゃんが気持ち良いと感じる部分を探しながら、無理せずに続けていくことが大切です。赤ちゃんも除々に慣れてくるでしょう。
マッサージをすると心身がリラックスし、血行が良くなるので、夜泣きの改善や安眠の効果などが期待できます。
ベビードレナージュとの違い
最近注目されている、ベビートレナージュというものがあります。
ベビーマッサージをもっと優しくしたものです。
ベビーマッサージのようにオイルを塗る必要はなく、肌着の上からでも可能ですので簡単なところが利点です。
その効果も、夜泣き改善や疳の虫を抑える、便秘解消などが挙げられます。
ベビーマッサージは刺激が強すぎると感じられる場合には、ベビードレナージュを試されてみると良いかもしれません。