離乳食と夜泣きの関係

Baby eating with spoon

赤ちゃんの離乳食が始まった頃に、夜泣きも始まった気はしませんか?

単に時期が重なっただけでしょうか。それとも離乳食と睡眠は関係しているのでしょうか。

実は無関係とも言いきれません。

今回は、赤ちゃんの食事と睡眠、夜泣きの関係をわかりやすくご紹介します。

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離乳食が始まって、夜泣きが始まった?なぜ?

離乳食と母乳の違いは、消化のしやすさにあります。

結論からいうと、母乳に比べて消化の悪い離乳食が始まると、胃腸に負担となるため夜泣きに繋がってしまうことがあります。

十倍粥やおもゆはまだ消化がしやすい方ですが、野菜やタンパク質などのメニューが始まると消化に時間がかかるようになり、お腹の調子も悪くなりがちです。

そのため、便秘になったりガスがたまりやすくなったりし、夜泣きに繋がることがあるのです。

離乳食にはアレルギーの原因となるものはできるだけ少なくしてあります。また、月齢によって段階的に進めます。

それでも、何に反応するのか分からない手探り状態であることは間違いありません。

まずは、おもゆを一口だけあげることから初めて、徐々に量と品数を増やします。

夜泣き防止のためにも、離乳食のストレスを低くするためにも、あせりは禁物です。

離乳食を食べることに慣れ、生活リズムが落ち着くと、お腹の具合も良くなり夜泣きもおさまることも多いです。

離乳食が始まってからのお悩み

離乳食に慣れたのに夜泣きをするようであれば、量が足らずにお腹が空いている可能性もあります。ですが、夜間の授乳回数を増やすことは控えましょう。

離乳食の量を少し増やすか、母乳やミルクなどで補い、様子を見るようにします。

また、いくらあげても食べない場合は、ほんの少しだけ塩や醤油をかけると美味しく食べてくれることがあります。月齢にあった出汁なども市販されています。

実は、「おっぱいを飲んでばかりで離乳食が全然進まない!」と心配するお母さんはとても多いですが、そんなに気にし過ぎる必要はありません。

離乳食に関しては、子どもの運動機能の発達や頭囲や体重増加に特に問題がなければ、一般的な離乳食の目安量の摂取より少なかったとしても、1歳前後までに、少しは口にしてくれるという状態になっていれば大丈夫だと言われています。

そして、これもよく言われることですが、断乳すると、驚くほど食べるようになる場合がほとんどです!

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離乳食で生活リズムをつけて夜泣きを防ぐ

生活リズムを整えることは赤ちゃんにとって最重要課題です。

特にリズムをつけるためにも重要な役割を果たす離乳食は、消化の良いものでアレルギーに注意しながら少しずつ進めます。

決まった時間に寝起きして、三食を食べ、適度に外で遊ぶ。

さらに、お風呂などの時間も定まってくるとパパやママも少し余裕がでてくるはずです。

生活リズムができると夜にまとめて眠るので、夜泣きもおさまるといわれています。

離乳食によるアレルギーにも十分注意する

生活リズムは順調なのに、離乳食が始まってからずっと夜泣きが続くようであれば、アレルギーで夜泣きをしている可能性もあります。

痒がっていたり、肌に発疹がないか確認が必要です。

様子がおかしい場合は、一旦離乳食を中断したり、量を少なくしたりしてみましょう。

なかにはアナフィラキシーショックなどの大変深刻な問題が起きることもありますので、万が一のことを考え、アレルゲンのある食材を与える場合(特に初めの1、2回は要注意)には、夕方頃は避け、午前中に与えるようにしましょう。

午前中なら、その後、何か問題が起きてもすぐに病院に連れて行けるため。

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