赤ちゃんがなかなか寝てくれない。逆に目をランランと輝かせてしまっている、どうしよう・・・。
そんなふうに困った経験、ありませんか?
赤ちゃんは毎日同じではありません。
夜にまとめて眠れる日もあるのに、何度も起きてグズって寝ない時もありますよね。
「赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる方法ってどんなものがあるの?」
「何か良い方法があれば知りたい!」
そんなママやパパの声にお応えして、
今回は、赤ちゃんがよく眠ると言われる簡単な方法や飲み物、音楽、グッズ、マッサージなどをご紹介します!
赤ちゃんが良く眠る方法はあるのか
生活リズムが整ってくる生後3~4ヵ月以降の赤ちゃんや子どもに対しては、良く眠る方法があります。
簡単ですぐにできる方法は、赤ちゃんの眠る場所を暗くすることです。 必ず豆電球や間接照明等も消してください。
また、カーテンやドアの隙間からも光が漏れていたり、空気清浄器や加湿器などの小さなランプが点灯したりしていませんか?
赤ちゃんは大人が想像する以上に光に敏感です。可能な限り、光を遮断することで赤ちゃんの眠りを邪魔しないようにします。
テレビやスマートフォンなどは、眠る2時間ほど前から控えます。
(なお、お昼寝の際は真っ暗にする必要はありません。 昼夜の区別をつけるために、お昼寝は明るい場所で寝させることを推奨する場合もあります。ですが、寝つきの悪い子などは、お昼寝の場合でも部屋を少し薄暗くしてあげると効果的です。)
さらに、少し気をつければできる方法は、お昼寝の時間を調整することです。
これも個人差があり、月齢にもよりますが、一日のお昼寝の合計時間の目安は1.5時間~3時間ほどです。
夜、お子さんの寝つきが悪い場合はお昼寝の時間が長すぎる可能性があります。
夕方の遅い時間にお昼寝をさせるのも避けましょう。できれば夕方4時頃までには起こすようにします。
生活リズム全体の話をすると、よく眠ってもらうためには朝しっかりと早起きすることも大切です。 朝早く起きて太陽の光を浴びることで、夜暗くなってきた頃に、眠気を誘う睡眠ホルモンが上手く分泌されるようになります。
夜泣きに対策に効果的な飲み物
欧米では夜泣き対策として、赤ちゃんにハーブティーを飲ませるという習慣があります。
ハーブティーはノンカフェインで、口当たりもまろやかなので赤ちゃんに飲ませても安心!
さらに、母乳をあげているママがハーブティーを飲むと、赤ちゃんに直接あげなくても、ママの母乳を通して赤ちゃんにもハーブティーの要素が入り、夜泣きが減ることも!
ハーブティーにはそれ自体の効能はもちろんのこと、飲むと心がリラックスし、落ち着く作用があるのです。
特に、ママにも赤ちゃんにもおすすめできるものは「カモミールティー」。
実際に赤ちゃんにカモミールティーを飲ませると、夜泣きが減ったり、朝までぐっすり眠ってくれるようになるといいます。
こちらの「すやねむカモミール」は、ノンカフェインでオーガニックなので、赤ちゃんにも安心安全の自然派ハーブティー!
熱いお湯を注ぐだけで手軽に飲めちゃうのも嬉しい♪
夏場はお湯出し後、一度常温に冷ますか冷蔵庫で冷やしてから飲むと冷たくて美味しいのでゴクゴク飲めちゃいますよ~!
赤ちゃんが良く眠る音楽
寝てくれない赤ちゃんには、昔から落ち着いたメロディの子守歌と良いとされていました。ですが、最近ではアルファ波の出る音楽が良いと言われることもあります。
オルゴールの音楽などがそうです。
例えば、以下のようなものがあります。
もちろんこれらの音楽は、赤ちゃんが眠るときに微かに聞こえるくらいの小さな音で鳴らします。
赤ちゃんが安眠するための音楽は様々なものがありますが、人気のものというより、いろいろ試してみて、ご自分の赤ちゃんに合ったものやお気に入りのものを探すのが一番です。
また、一番難しいのは新生児期~生後1ヵ月頃かもしれません。
この時期は昼夜の区別や睡眠リズムもほとんどついていないため、夜に寝て欲しいと頑張ってもなかなか寝てくれない子が多いのが特徴です。
眠るまで辛抱強く抱っこしてあげたり(赤ちゃんを自分のお腹を上に乗せて寝かせるラッコ抱きもおすすめです)、ママのお腹の中の音を聴かせてあげたりすると効果があると言われています。
例えば、以下のような、胎内音や子守唄、その他の安眠効果のある音が出る可愛いグッズもあります。
夜泣きにも効果のあるベビーマッサージ、ベビードレナージュ
なかなか寝てくれない、寝ぐずりをする、夜泣きをする!そんな赤ちゃんにおすすめなのが寝る前のベビーマッサージです。
寝る前にベビーマッサージをしてあげることで、赤ちゃんの身体はママの手のぬくもりを感じて安心することができます。
大好きなママに優しく触れられることで心が満たされ、情緒が安定し、心地のよい眠りに入っていくことができる子が多いのです。
寝る前の少し照明を落とした部屋で、赤ちゃんを布団の上にごろんとさせてマッサージをしてあげたり、授乳中に足のマッサージをするのもおすすめです。 足裏のマッサージだけでもリラックス効果があったり、代謝が上がって身体がポカポカしてきます。
ベビーマッサージのやり方がよく分からない!という方には、以下のような本を参考にしてみると良いかもしれません。
また、ベビーマッサージと違ってオイルを使わず、肌着の上からでも行うことのできる「ベビードレナージュ」もおすすめです。
夜のおっぱいをやめる(夜間断乳)
夜間のおっぱいを止める、夜間断乳も夜ぐっすり眠ってくれるのには効果があると言われています。
夜まとめて眠れる月齢で離乳食も進んでいる場合(3回食)は、本来、夜の授乳は必要ないと考えられます。
もしママにとって夜中に頻繁に起こされるのが辛いのであれば、夜だけ断乳をしてみても良いかもしれません。
夜中に頻繁に起きてその度におっぱいをもらっている赤ちゃんは、夜に泣けば大好きなおっぱいがもらえることを学習してしまっています。
この繰り返しをなくすために夜のおっぱいをやめるということなのですが、もちろん大好きなおっぱいを突然もらえなくなってしまうので、赤ちゃんは泣きます。だいたい3日~1週間程度は夜泣いてしまうでしょう。
ただしママは、夜のおっぱいを止めると決意したら、二度と夜はあげてはいけません。 3日に一度あげるような中途半端なことをすると、逆に激しく泣いて欲しがるようになります。そうなると余計に赤ちゃんが可哀想です。
しかし泣かれても意志を変えずに見守る覚悟があるママは、夜間断乳を決行してみても良いでしょう。
※関連記事:夜間断乳のやり方と大切にすべき3つのこと
赤ちゃんがぐっずり眠る安眠グッズ
生後5~6ヵ月あたりから、指しゃぶりをする、毛布やタオルの端っこを触ったりしゃぶったりする、 部屋中をハイハイしてから寝入るなど、寝入る前に何か決まったことを必ずする赤ちゃんが出てきます。
これは赤ちゃんなりに、安心して寝入るための工夫をしているので、優しく見守ってあげましょう。
その他にも、物ではなく、ママの髪の毛を触りながら寝たり、手を繋いだりすることが寝入る合図になっている赤ちゃんもいます。
このように、眠りにつく際に「これが側にあれば安心!」という安眠グッズが何か一つでもあると、赤ちゃんにとってもママにとっても良いですよね。 特に自分やママの匂いのうつる布製のものや、ヒモやタグがついているものが好きな赤ちゃんは多いようです。
市販のものだと、例えば以下のようなグッズもあります。
赤ちゃんに渡す前に、一晩ママの胸元にいれてママの匂いをうつしてから寝てみましょう。
月齢の低いうちから寝る時にいつも渡していると、そのうちお気に入りの安眠グッズになるかもしれません。
また、夜のおっぱいを卒業した子には、アンパンマンなど、自分の好きなキャラクターの安眠グッズだと喜んでくれるかもしれません♪
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