夜は布団で寝てくれるのに、昼間は抱っこしないと寝てくれない。
抱っこでやっと寝付いても、下ろした途端に起きて泣いてしまう。
「お昼寝あるある」ですよね?
我が子はまさにこのタイプでした。
ここでは、毎日抱っこで全身筋肉痛の辛い日々をおくっていた頃の私の対処法を少しご紹介します。
同じ悩みをもつお母さんたちの助けに少しでもなれると嬉しいです。
赤ちゃんが昼間抱っこじゃないと寝ないのは普通なの?
赤ちゃんが「抱っこしないと寝ない」理由に科学的根拠はないようです。
抱っこしなくても寝る赤ちゃんももちろんいますので、これはもう「赤ちゃんによる」としか言えません。
しかし、多くのお母さんたちが、抱っこしないとお昼寝してくれない、布団に置くと起きちゃう、と悩んでいるので、抱っこじゃないと寝ない=普通、と考えてもよいでしょう(笑)
また、これもよく耳にする話なのですが、家では抱っこでしか寝ないのに保育園では添い寝トントンで寝ているらしい!ということ。
やはり、家では大好きなお母さんに甘えてしまうんだと思います。。
夜はベッドで寝るのに、昼間抱っこじゃないと寝ないのはなぜ?
これも同じく、「○○が理由で昼間は抱っこでしか寝ない」という正解はないようです。
赤ちゃんの気持ちになって考えてみると、ゆらゆら抱っこしてもらって、大好きなお母さんの心臓音を聞きながらウトウトするのって気持ちいいですよね。
大人でも、ちょっとお昼寝したいときは、本格的に布団に入って寝ずに、ソファやこたつでうつらうつらするのが気持ちいい、と思う感覚に近いのかもしれません。
やはり赤ちゃんも、昼間はお母さんに抱っこされながらうつらうつら寝るのが好きなのだと思います。
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昼間の抱っこの寝かしつけはいつまで続く?
抱っこしなくてもお昼寝してくれるようになるのは、「一歳過ぎ」という意見が圧倒的に多いようです。
理由は、「卒乳」と「昼間の運動量が増える」から。
ハイハイやあんよをはじめて、動き回って遊ぶようになると、疲れてすんなりお昼寝するようになるようです。
うちの子も、抱っこしていたのは確か1歳過ぎるころまでだったような記憶があります。
昼間抱っこ以外で寝てもらうには?
そのうち寝てくれるようになるとわかっていても、一歳過ぎるまで抱っこし続けたら、お母さんの身体がもちませんよね。
できるときは抱っこしてあげるにしても、どうしても疲れているときは、保育士さんの技が使えるかもしれません。
布団に寝かせて、寝るまでトントン
泣いてもトントンし続ける。泣き止まなくても、とにかくトントン。
これを毎日続けると、だんだん慣れてきて布団で寝てくれる子になるそうです。
と聞いて試してみましたが、私はこの方法はあまり成功したことはありません・・。
これで本当に寝てくれたら助かりますので、試してみる価値はあると思いますよ!
では、私が実際に行っていた方法はというと・・・、
新生児~生後5か月頃:抱っこしたまま自分も休憩する
せっかく寝かしつけても布団に置くと起きてしまうので、おろすことをあきらめて、抱っこしたまま過ごすことにしていました。
といっても、抱っこひもやおんぶひもを使って、家事をするわけではなく、自分も座って休憩です。
腕でずっと赤ちゃんを支えていると疲れますので、寝ついたらソファの上にあぐらをかいて座って、片方の膝の上にクッションを置き、赤ちゃんの頭を載せて、両腕が自由になるようにします。そのままご飯を食べたり(笑)、本を読んだりテレビを観たりして過ごしました。
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家事は逆に赤ちゃんが起きているときに行いました。機嫌のよいときはベビージムで30分くらい一人で遊んでくれたので、その間にご飯を作ったり、洗濯物を干したり。
家事は一日かけて細切れに行うとよかったです。晩御飯は早めに作っても食べる前に温めればよいので、無理に夕方に作らなくてもよいし、洗濯物も部屋干しにして、朝干して夕方取り込むのをやめました。時間のしばりをなくしてしまえば気が楽です。
生後5か月~1歳前:赤ちゃんの好きな体勢で寝かせる
いろいろと試しているうちに気づいたのですが、うちの子はどうも「うつぶせ寝」が好きだったようです。背中から布団におろして寝かせると、泣きだしそうになるので、すかさずクルッとひっくり返してうつぶせにすると、そのままスヤスヤ眠ってくれました。これは夜寝かせるときも同じでした。
これに気づいてから、お昼寝の間ずっと抱っこしたまま、という状態から解放されました。寝付くまでは相変わらず抱っこでしたが、随分楽になりました。
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また、妊娠中に使っていたU字型クッションを使うと仰向けでもうまく寝かせられることに気づきました。
平なところに寝かされるのも嫌だったようで、U字型クッションの「U」の字の下の部分に頭を載せると、クッションに身体ごと包まれている感じになるためか、よく寝てくれました。
1歳頃~:車でドライブ、ベビーカーで寝かしつけ
毎回抱っこでお昼寝させるのも重くて大変なので、時々はこの方法を使いました。
そろそろお昼寝の時間だな、という頃にチャイルドシートに載せてドライブに出発し、子どもが寝付いたら、公園の駐車場などに車を停めます。
子どもが目を覚ますまで、自分も車の中でウトウトしたり、本を読んだりして過ごしました。
目が覚めたら、そのまま公園で遊んだり、ベビーカーでお散歩したりしました。
(もちろん寝ている子どもを置いて、車から離れるのは絶対NGです!)
ママ友の話を聞くと、お昼寝は必ずベビーカーでさせるというお母さんもいます。
やはりあの独特の揺れが気持ち良いんですよね。
ベビーカーで寝てくれると、そのまま買い物を続けたりカフェで自由時間を楽しむこともできるから良いですよね!
まとめ
「赤ちゃんがお昼寝している間に○○しよう」と思うと、なかなか寝てくれないときや、せっかく寝かせてもすぐに起きちゃったときは、イライラしてしまいますよね。
発想を転換して、赤ちゃんが寝ているときは自分も一緒に休憩するつもりでいると、少し楽になりますよ。
また、それぞれの赤ちゃんに合った寝方や好みの寝方があるはずなので、お子さんにあった方法をいろいろと試してみると良いかと思います。