寝る用意は整っているのに、なかなか寝てくれない。
寝る前にいつも寝ぐずりしてしまう。
朝は朝でぐずぐずと言って、すっきり起きてくれない。
そんな赤ちゃん特有のぐずぐずに付き合うママやパパは、精神的にも結構大変ですよね。
できればすんなり寝て、スッキリと起きてほしいものです。
そこで今回は、寝ぐずりと起きぐずりを防ぐ方法などを中心にご紹介します。
寝ぐずり、起きぐずりとは
寝ぐずりは、眠いのにうまく眠れない、眠るのが怖い、眠り方が分からないなどといった理由から、体は眠る体制なのに意識は起きていてなぜか必死に抵抗しているような状態のことです。
このことから、寝る前にぐずぐずしてしまうのです。
寝ぐずりはたまに夜泣きと間違われることがありますが、夜泣きはすっかり寝た後に突然激しく泣き出すことなので、夜泣きとは違います。
寝ぐずりをされると、寝かしつけにかなり時間がかかってしまうことがあります。
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起きぐずりは、この逆で、赤ちゃんが寝起きにスッキリと起きられずにぐずぐずしてしまうことを言います。
なぜ赤ちゃんは寝ぐずりや起きぐずりをするの?
大人は夜が来れば眠り、朝が来れば起きるという生活を自然におくっています。
その点で赤ちゃんは未発達なので、まずは生活リズムをつけて赤ちゃんが一日の中で自然と眠くなるタイミングをつかんであげましょう。
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もちろん赤ちゃんの状態だけでなく、状況や個性も関係してきます。
つまり、どうしても眠るのが怖かったり、お腹が空いていたり、暑かったりといったことが原因の可能性も考えられます。
また、単にもっと遊びたい、甘えたいだけの時もあるかもしれません。
はたまた、“寝ぐずりをした後に眠る”という習慣がついており、それがその赤ちゃんの個性である場合もあります。
その他にも、眠る直前までテレビなど刺激の強い光を浴びていたりすると、興奮してしまいますので、これも寝ぐずりの原因になります。
興奮してしまうと大人でも眠りにくいものですよね。
泣き止ませる努力をするよりも、テレビやパソコン、スマートフォンなどを寝る1~2時間程前からは見せないようにすることも重要です。
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寝ぐずりする赤ちゃんへの対処方法
赤ちゃんの寝ぐずりには、寝かしつけの際に安心感を与えてあげることが大切です。
寝ぐずりは、赤ちゃんが潜在的に感じる眠ることに対しての恐怖心から起きているからです。
(例えば野生動物の場合は、寝ている間にいつ外敵に襲われるかわからないので、本能的に安心できるところでしか寝ません。)
赤ちゃんの寝かしつけの際は、肌の触れあうほど近くにいてあげ(触れてあげるだけで赤ちゃんの不安な気持ちは和らぎます)、赤ちゃんがうまく眠れる手助けをしてあげましょう。
眠れるまでとことん付き合ってあげるためには、ママやパパにとってもなるべく負担の少ない寝かしつけにすると良いと思います。
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また、生活リズムを見直すことも重要です。
一日の中で赤ちゃんが自然と眠くなるタイミングに、タイミング良く寝かせてあげられると、すんなり寝付くことができることが多いはずです。
しかし、眠そうなのになかなか寝かせてあげられなかったりしてタイミングを逃してしまうと、その後ぐずぐずと言って寝付くまでにかなり時間がかかることがあります。
起きぐずりをする赤ちゃんへの対処方法
起きぐずりは、無理矢理起こされたことに対する赤ちゃんの怒りでもあります。
例えば朝、寝ている赤ちゃんを否応なく抱きかかえ、リビングへ連れて行くのはよくありません。これでは赤ちゃんはびっくりしてしまい、朝から不機嫌になってしまいます。
寝ている最中にオムツを替えておくと効率的ですが、これも起きぐずりになることがあります。
まずは、起こし方を工夫しましょう。
朝であれば、部屋のカーテンを開けて太陽の光を浴びせます。
光を浴びることで赤ちゃんの体が反応して、だんだん起きる準備ができてきます。
これで目を開けそうであれば、少し様子見て待ちます。
赤ちゃんが自然と目覚めて周りを見渡すようになった頃に、優しく声をかけてあげましょう。
お昼寝から起こす際も、部屋を少し明るくし、声を掛けることから始めます。
なかなか起きない場合は、体を少し揺らしてみても良いでしょう。
何回かにわけて声を掛け続け、少し時間がかかってもいいので、抱き上げたりして無理矢理起こすことは避けましょう。
大事なことは、自然と眠りを浅くして、赤ちゃんの体と脳が起きるのを待つこと、そして無理にではなく、なるべく本人の力で目覚めさせてあげることです。
親は赤ちゃんが一人で起きられるようにサポートしてあげるようにします。
生活リズムがきちんとついてくると、朝は決まった時間に自然と目を覚ますことが多くなるでしょう。
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