暑い夏や寒い冬の時期になると、赤ちゃんの過ごす部屋の温度が気になりますよね。何度くらいがベストなのでしょうか?
特に冬の時期だと、寒そうだからとついつい厚着をさせ過ぎてしまうパパ・ママも多いのではないでしょうか?
今回は、赤ちゃんが寝るときの室温の目安を季節ごとに紹介します。
快適な室温の目安を知ることで、赤ちゃんの過ごしやすい環境を作りましょう!
春に快適な室温の目安
春先は気温差が激しいため、寝るときの室温には注意が必要です。
赤ちゃんにとって過ごしやすい室温は年間を通して20~25度とされています。
3月くらいは日中と夜間の気温差が10度以上ある日もあり、夜は肌寒かったりしますよね。
夜、寝室の温度が20度以下になる場合は薄手のパジャマの上にスリーパーを着させたり、暖房器具を上手に取り入れて調節するようにしましょう。
夏に快適な室温の目安
赤ちゃんにとっての夏場の快適な寝室の室温は、26~28度とされています。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、夏の暑さにはとても弱いです。
暑そうだからとエアコンを使用する際には、赤ちゃんに直接風が当たらないようにしましょう。
扇風機などを利用して風向きを変える工夫をするのも良いですね。
汗をかきやすいので汗取りパッドなどを利用して蒸れずに快適に眠れるようにしてあげましょう。
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寝る前には水分をしっかりと補給させ、熱中症の予防に努めることのも大切です。
秋に快適な室温の目安
秋は、まだまだ残暑が厳しい時期でも、夜間は気温がぐっと下がって肌寒い日もあるので赤ちゃんのが寝るときの服装は工夫するようにしましょう。
秋の寝室の温度の目安は、15度前後とされています。
15度を下回るようであればエアコンや少し厚手の服を着せるなど、快適に眠れるように調節してあげてください。
ただし、あまりに厚手の服を着させたり、重ね着で寝させてしまうと寝汗をかくことがあります。
夜間に着替えさせるのも大変ですし、寝汗は風邪の原因にもなるので、普通の厚さのパジャマの上にスリーパーやベストを着せると調節しやすくおすすめです。
※関連記事:赤ちゃんの寝汗対策!夏と冬の布団の選び方。おすすめ対策グッズ。
冬に快適な室温の目安
冬の室温は20~23度くらいに保つようにしましょう。
冬の乾燥する時期は、風邪や感染症に気をつけなければいけません。
室温を調節すると共に、湿度も保つように心がけましょう。加湿器などを利用して湿度を40~60%に保つようにします。(風邪のウイルスは、湿度
冬は大人も寒いのでついつい赤ちゃんにもたくさん着させてしまいがちですが、室内は温かいことも多いので基本的に厚着させ過ぎにように気をつけましょう。(1歳未満の赤ちゃんは体温調節が苦手な上、厚着させ過ぎると動きづらくなるため。)
まとめ
室温や湿度を確認するためには温度計や湿度計を購入しておくと良いかもしれません。
最近では、快適な温度・湿度かがわかるように表示されるデジタルのものもあります。
赤ちゃんの寝る部屋に置いて、小まめにチェックしてあげられると良いですね。
赤ちゃんはまだおしゃべりをして自分の意思や感情を伝えることができないため、日ごろからママ・パパが様子を観察してあげてください。
季節ごとに快適な室温をキープして、赤ちゃんにとって快適な睡眠環境づくりをしてあげましょう。
こちらの記事も参考にしてくださいね。
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