授乳中のママたちの、おっぱいに関する気がかり①

breastfeeding

おっぱい(母乳)と赤ちゃんの睡眠はとても密接です。

夜泣きをはじめ、母乳育児をしているとおっぱいに関するいろいろな悩みが尽きないママも多いはず。

今回からは、そんなママたちのおっぱい(母乳)と睡眠についての気がかりを、Q&Aの形にして3回シリーズでお届けします。

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Q.夜間に頻繁(4~6回)起きて、その都度おっぱいをほしがる。毎回そんなに飲んでいないようだけど、どうしたらいい?

A.ママがそれを負担に感じていない、あるいは困っていないのであればそのままで大丈夫です。

もし、おっぱいを欲しがるその習慣のために夜起きる回数が多いのでは?と感じる場合には、おっぱいが口に入ったまま寝入ってしまわないように気を付けてみてください。

おっぱいを飲んでいるときに赤ちゃんの口の動きを観察してください。初めは一生懸命飲んでいても、しばらくすると口の動きがゆっくりになっていきますよね。その時点で、赤ちゃんの口の端にママの小指を入れて、口から乳首をはずします。最初は泣いてしまうかもしれませんが、何度かやっているうちにおっぱいをくわえていない状態でも寝入ることができるようになると思います。

Q.添い乳で寝かせているけど、クセになってしまわないか心配

A.クセになるのが心配であれば、他の方法で寝かしつける工夫をしてみましょう。

添い乳をしているからといって、みんながみんな頻繁に起きるクセがついてしまうというわけではありません。添い乳であっても、夜間に起きるのが2~3回程度で、ママも負担に感じていなければ特に問題はありません。

一方、生後5~6ヵ月の時期に睡眠リズムに合わせて約1時間ごとに起きる赤ちゃんが増えると言われており、この時期、起きるたびに添い乳を要求するようになる子もいます。

クセにしないためには、赤ちゃんが浅い眠りで起きた際に、毎回添い乳で対応するのではなく、少しの間何もせずに様子を見たり、他の方法でなだめたりする機会を作るように意識した方がいいでしょう。

※関連記事:添い乳での寝かしつけはいつからできる?癖になるの?

Q.夜寝る前の授乳を薄暗い中であげると、すぐに寝てしまい、十分におっぱいを飲んでくれない。

A.寝付きの良い子の場合は明るいところで授乳しましょう。

赤ちゃんの寝付きを良くするために、一般的には寝る前の授乳は薄暗い中ですることをおすすめしています。

ただし、もともと寝付きの良い赤ちゃんの場合、眠気に耐えられず、授乳している途中で寝てしまうこともあります。そういった場合には、明るいところでしっかりと授乳して、しばらく薄暗いところで過ごしてから寝るという流れでも良いでしょう。

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Q.夜間授乳をなくす目安の時期はあるの?

A.ママの考えによって変わります。

授乳にはプロラクチンというホルモンが関係しており、夜間のプロラクチンの分泌量が減ると、生理の再開が早まったり、母乳の分泌量が減るといった影響があることがわかっています。

母乳育児をできるだけ長く続けたいと考えているママは、夜間に2、3回の授乳を継続した方が良いでしょう。 逆に、そうではないママは、赤ちゃんの離乳食が軌道にのり、一日3食食べられるようになった頃を夜間授乳をなくす目安とすると良いでしょう。

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